シリコンラバーヒーターならどこでも加熱
シリコンラバーヒーターは元々は米国のNASAで開発されたもので、気温の低い宇宙空間でも一定の温度が必要な機器を温めるなども目的で活用されてきました。
その有用性に着目したオーエムヒーター株式会社は、様々な分野に応用できると気付き独自の進化を遂げてきました。
ガラスクロスにシリコンゴムを挟み込んだ構成になっており、内部には発熱体が張り巡らされており、スイッチをオンにすれば熱を発し続けます。
多くのメーカーでは発熱体にカーボンを使用しますが、オーエムヒーター株式会社では独自にニッケル合金抵抗体を使用しているのに加えて独自の特許製法により様々な形状のシリコンラバーヒーターが製作可能です。
多くのメーカーでは円形やテープ型、リボン型などが標準的な形状がありますが、同社では三角や穴開きなどカスタマイズした加工も可能で、複雑な形状をしている配管が敷設されている工事現場など、どんな場所でも温めることに成功しています。
また、シリコンを使用していることから非常に柔軟性が高く、平面はもちろんのこと、パイプを包み込むなど折り曲げて使用することも可能です。
固定には100度以下の場合は両面粘着テープ、100度以上の場合はシリコン接着剤を使用しますが、これらの場合は最大で200度になる環境でも半永久的にメンテナンスフリーで連続使用ができるという優れものです。
オーエムヒーター株式会社のシリコンラバーヒーターは、様々な現場を支え続けています。