品質管理プロセスを刷新する三次元測定機
品質管理は不良品を発生させない、そして流出させないことを目的で行うもの、顧客が安心して利用することができる製品を提供することにあります。
一度不良品が流出してしまうと信頼を失うだけでなく、利用する側への不安を与えかねません。
モノ作りの中でも部品を製造する、部品を組み付けるなどの分野では測定が品質プロセスに欠かせない存在になって来ます。
部品を作る時に使う金型は金属を材料にしているのが特徴で、プレス機や高温度などの影響により使い続けていると僅かに寸法が変わります。
金型は三次元データを基に設計が行われ、金属の塊を削り製造が行われるのですが、この時図面が要求する寸法公差を満たしているのか否かを確認することが金型製造においての品質管理です。
レニショーは品質管理プロセスに欠かせない各種測定機器やソフトウェアの開発を手掛けている企業で、40年以上の経験および実績を持ちます。
三次元測定機に使用するプローブにおいては世界のトップシェアを誇る企業、2017年にはREVO 5軸測定システムに最適化された新しい改良型の表面粗さを測ることができるプローブの開発を行うなどの実績もあります。
表面粗さとは部品表面の光沢や手触り感を示すもので、表面粗さにより高級感や質感などの商品イメージや商品ブランドを左右する要素の一つと言っても過言ではありません。
こうした表面の状態も三次元測定機を使うことで容易に測定が可能になる、品質管理に役立てることができます。